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Channel: さすらい館
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3554.FIVE LEAVES

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現在「PURPLE FRONTIER」のシリーズを中断していますが、改めて取材・視察の上記事にまとめたいと思っておりますので、今しばらくお待ちください。

さて、今回は都営地下鉄10-000形の話題。
この話題は以前にも取り上げたことがありますが、今回10-000形の最終増備車を撮影することができたのでアップする次第です。
したがって、当記事はこちらの記事の続きということになります。

こちらが、京王線つつじヶ丘で8000系と並ぶ10-000形最終増備車。


160410_162014_ed.jpg
正面窓ガラスが上下に拡大されている

オリジナルの「額縁スタイル」を堅持しながら、全く印象の異なる顔立ちになっています。どことなく東武30000系にも似ているような…。
そこで、比較の対象として東武30000系のご尊顔を。


121006_092407_ed.jpg
似てます?(以前の記事から転載)

こうして並べてみると、それほど似ていないような。皆様はどのように思われますか?

上の写真では分かりませんが、最終増備車は京王7000系の一部や8000系のような、ビードの入った軽量ステンレス車体になっています。
サイドビューも撮っておくべきでしたねorz

そしてこちらが、オリジナルの10-000形のご尊顔。こちらはこの車両のホームグラウンド、都営新宿線船堀駅で撮影したものです。


160423_172817_ed.jpg
オリジナルの額縁スタイル

行先・種別表示がLED化されてしまっていますが、種別表示の赤い「急行」表示にご注目あれ。
昨年9月のダイヤ改正で、急行は土休日の一部を除いて笹塚折り返しになり、併せて10連の縛りも解除されたため、8連のオリジナル編成や「10-300R」も急行運用に充当されるようになりました。

10-000形の最終増備車の登場が平成9(1997)年ですから、既にそこからでも20年目に突入しています。直流電動機を搭載していることや、車齢を考えると去就は注目されますね。この車両が狭軌だったら、地方私鉄でも引き取り先があるのでしょうが…。
とにかく、オリジナルの額縁フェイス、最終増備車、10-300R、10-300、10-300最新型と、バリエーション豊かなラインナップを楽しめるのも、ことによるとそう長くはないのかもしれません。

最後に、今回のタイトルは、都営新宿線のラインカラーの黄緑(リーフ)と、車両の5種のバリエーションとかけて、5種を「5枚の葉っぱ」に喩えたものです。FIVEではなくFOURだと往年のアイドルグループになりますがw 勿論それとは関係ありません。

おまけ。
一之江駅の床面にあった停車位置の案内。


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10-000形最終増備車(左)と10-300形(右)

ここからもオリジナルの額縁スタイルは姿を消していたとは(泣)

◇関連記事
№1148.REUNION~10-300"R"
№3288.ダイヤ改正後の都営新宿線を見てみよう! 8連・10連の「縛り」解消が大きなインパクト?
№3308.都営10-000形のバリエーション

※ 当記事は04/28付の投稿とします。


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