3月11日に撮影した都営バス渋谷営業所の車をご紹介します。
まずは、今月いっぱいでノンストップではなくなる「RH01」。
となると、この専用車はどうなるんでしょう?
長尺車
この「RH01」専用車は、長尺車であるのもそうですが、ノンステでありながら座席数が増やされているのが特徴。これは恐らく、乗客が殆ど入れ替わらないノンストップであることも理由なのでしょう。
こちらがその長尺車・L661のリア。
隣は一般車
尺が長い以外、エアロスターの一般車と大差はありません。
このあと、東横線の高架橋跡地を見ながら、渋谷車庫まで歩きました。
歩道橋の上から見た渋谷車庫。
整然と並んでいる(山手線の跨線橋の途中から撮影)
実はこの写真の右側、一番右に駐車している車のさらに右側に、幕を抜かれたH代車が留置されています。
それがこちら↓
リアの幕が抜かれている
幕が抜かれているだけではなく、ナンバーも切られてしまっています。
反対側に回ってみると…。
正面の幕も抜かれた
これは間違いなく、H代(平成13年度導入)エアロでしょう。年度末を控えて、B代(平成28年度導入)と入れ代わりに退役したということです。
別の敷地にもこのとおり↓
ナンバーが切られている
こちらもナンバーが切られています。
そして恐らく、これらH代車を退役に追い込んだのはこの車↓
B代車(B784)
もしかして、これが噂のフルカラーLED搭載車か?
実は都営バスのB代の中でも、今年に入ってから入り始めた後期導入分の車は、行先表示が白いという目撃情報がありました。そのため、既に関東バスや西武バスなどで導入が進められている、フルカラーLEDを遂に搭載したのかということがいわれています。
こんな感じになるのでしょうか↓
系統番号に色が付く?(以前の記事から転載)
最近、都営バスのバス停は系統番号に色を付けて案内をしていますが、もしかしたら今後、系統番号を色で案内するための布石として、フルカラーLED搭載車両を導入したのかもしれません。もしそうなら、現有車両の3色LED→フルカラーLEDへの換装も行われる可能性があります。そうなれば、かつてK代(平成14年度導入)やL代(平成15年度導入)が幕を3色LEDに換装したことの繰り返しになりますから、A代(平成27年度導入)やZ代(平成26年度導入)の3色LEDの姿が基調になることも考えられます。
幕車が絶滅する(であろう)年に、3色LEDではないフルカラーLED搭載車両が現れた。何となく、巡り合わせのようなものを感じてしまいます。
おまけ。リバイバル「鈴木カラー」と並んだ一般車。
いつまで走る?
この色は塗装ではなくラッピングだそうですが、退役までこのままなんでしょうか。
※ 当記事の写真は、全て敷地外の公道上から撮影しています。