広電の話題に移行しようかと思ったんですが、可部線の番外編としてこちらの記事をアップさせていただきます。
まずはこちらをご覧ください。
キハ40系!
これは、芸備線で運用している気動車が広島ではなく新山口の車両基地の所属であるため、新山口の車両基地の車両と入れ替える必要から、毎日広島と新山口の間で回送列車を運転しているものです。以前は上下とも普通列車として運転し客扱いをしていたのですが、現在は回送列車とされています。回送列車にされてしまった理由については、気動車のステップに足を取られて転倒する乗客が多かったということが指摘されています。
この日(3月20日)に遭遇した気動車は、全車が国鉄時代を彷彿とさせる朱色(タラコ色)。窓の形状は更新により全く変わってしまいましたが、それでもこの車体色の5連の気動車は、国鉄時代を思い起こさせるに十分な編成美を誇っています。
可部線ホームから撮影したキハ40系。
国鉄時代は可部線でも活躍していた
平成15(2003)年に可部線可部-三段峡間が廃止されるまでの間、可部線でもキハ40系の活躍が見られました。可部-三段峡間は非電化だったため、列車の運行は殆どが可部で分断されていましたが、そのような中でも、1日に何本かは広島からの直通列車がありました。
こちらは、数を減らしている「カフェオレ塗装」115系との並び。
これはこれで貴重
「末期色」化に伴って数を減らしていますからねえ…。
「末期色」に限らず、JR西日本は車体色の単色化を進めていますが、その理由は経費節減だとか。しかし、車両は鉄道事業者の商品であるはずですが、そんなことでいいんでしょうかね…。これも鉄ヲタの戯言かもしれませんが。
それはともかく、広島-新山口間を、営業運転していたころの気動車で下ってみたかったものだと思います。キハ47から周防灘を見たかったなあ…。