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Channel: さすらい館
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4077.【東武記事300本】21世紀の御世に「復活」した機関区【大樹運転開始カウントダウン】

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まさか、21世紀の御世に「機関区」なる名称の施設が新設されることになろうとは。東武の場合、厳密に言えば「復活」ですが。以前の貨物輸送華やかなりしころは、本線系にも杉戸機関区などがあり、東上線系にも坂戸機関区がありました。

ただし現在の機関区は当時とは全く異なり、SL列車「大樹」運転のための基地としてのものですので、意味合いは全く異なります。

 

前座として、下今市駅の留置線に留置されていた14系客車の3連。この3両、南栗橋で整備されたのか、甲種回送時のみすぼらしい姿とは全く異なり、美しい姿を取り戻しています。

まずは浅草方から。

 

DSC_0785.jpg

3両が留置されている

 

こちらは鬼怒川温泉方から。

 

170610_122550_ed.jpg

カーテンが閉じられている

 

内装はどうなっているんでしょうか。オリジナルの青い簡易リクライニングシートかな。

 

前回訪問したときは完成間近だった、SLの検修庫も完成しておりました。

 

DSC_0783.jpg

立派なもの(以前の記事から転載)

 

これはホーム上から撮影したもの。

駅の外、公道上から撮影したのがこちら↓

 

170610_131938_ed.jpg

こちらからはヨ8000が見える

 

ヨ8000も、現役で稼働する車は少ないだけに、貴重になっています。ちなみに、なぜ旅客列車であるはずの「大樹」にこれを連結するかというと、保安装置の都合ということです。

 

では、主役のSL、C11は庫の中にいるかというと…。

 

DSC_0786.jpg

いた

 

「大樹」のヘッドマークが見えるのがお分かりになりますでしょうか。肉眼では見えたのですが、ホーム上からはこれが限界です。

 

長門市駅(山口県)から移設した転車台も、使用可能な状態になっているようです。既に試運転は始まっているので、実際に使う機会もあるかもしれません。

 

DSC_0784.jpg

8月10日を待つ

 

管理人が訪問したのは6月10日ですが、SL列車「大樹」が運転されるまでちょうど2ヶ月。そこでカウントダウンもこのとおり↓

 

170610_132547_ed.jpg

あと2ヶ月か、もう2ヶ月か

 

大手私鉄では初めてとなる、SL列車の運転。

これが成功したら、管理人としては、東向島にある「ピーコック」の復活運転も期待してしまいます。ただしあれは14系客車を牽引するにはパワー不足でしょうから、何かトロッコ客車のようなものを牽引させるか、ブースターを連結しないと無理でしょうけど。

いずれにしても、日光・鬼怒川の活性化がなされれば…と期待してしまいます。

 

最後に。

当記事のアップにより、当ブログにおけるカテゴリ「東武」の記事が、大台の300本に達することになりました。当記事は、その意味では大きな節目の記事にあたるものですが、その節目の記事が、このような前向きな話題の記事であることは、大変喜ばしいことです。

 

※ 当記事は、以前に書き貯めたものの自動投稿です。

 


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