都営バス「亀24」「両28」の終点だった葛西橋。
葛西橋とは東京都江東区東砂と東京都江戸川区西葛西を結ぶ橋ですが、バス停・折返所自体は江東区側にあり、折返所は葛西橋の取付け部分の下にありました。「ありました」と過去形なのは、一昨年8月から橋の耐震工事の関係で、ここの折返し機能を廃止し、終点を近くの東砂六丁目バス停にしているから。しかし、上記両系統の始発バス停は葛西橋のままです。
葛西橋付近の地図はこちら↓
ピンを打った場所の真下にあるのが葛西橋バス停、その横の「天祖神社」横にあるバス停マークが東砂六丁目バス停です。
そして橋の下にあった葛西橋折返所は、現在こんな感じになっています。
バス折返所の面影は薄い
以前あった「都営バス専用折返場」の黄色い看板はなくなり、ここが以前折返所として使われていた印象は薄くなってしまいました。
こちらは工事用資材の置場でしょうか。
囲いとカバーが物々しい
こちらは工事用詰所かな?
以前にはなかった
あれから2年近く経過していますが、まだ工事が継続しているということでしょうか。
側道を走る「亀24」充当の車。
ここを通って葛西橋バス停に至る
「亀24」「両28」の車は、東砂六丁目バス停で乗客を降ろした後、ここを通って葛西橋バス停に横づけされます。
そしてこちらが葛西橋バス停。
現在はここは使用していない
ここで客扱いはせず、60メートルほど先の場所が乗場となっています。
それではここは何に使っているのかというと、発車前の時間調整の停車場所として使っているようです。以前は折返所でいくらでも時間調整ができましたが、今は停車場所がここしかありませんので。
以前「このような運行体制は一時的なもので、すぐに戻されるのでは」と述べたことがありますが、現在の運行体制になってから2年が経過します。
まだ橋の工事は続いているようですから、それまではこの体制が続くのでしょう。
【取材日 平成29年7月2日】
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