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4129.築88年の片瀬江ノ島駅駅舎、建て替えへ~竣工は3年後

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冒頭の写真は以前の記事からの転載です。

 

昭和4(1929)年の開業以来、88年の年を重ねた、片瀬江ノ島駅の特徴的な駅舎、結局建て替えられるということです。

 

小田急の「竜宮城」片瀬江ノ島駅が建て替えへ 築88年の名所、新デザインどうなる? 

 

江の島の「竜宮城」、ついに建て替え

小田急江ノ島線の終点駅で、神奈川県を代表する観光地のひとつ、江の島の近くに位置する片瀬江ノ島駅(神奈川県藤沢市)の駅舎が約90年ぶりに建て替えられることになりました。駅舎の老朽化と駅前広場の再整備によるもので、小田急電鉄と藤沢市は2016年9月から協議を行ってきました(後略)

 

乗りものニュースより)

 

以前に「降りたことがある駅」の小田急江ノ島線編をアップしたときは、まだこの建て替え計画が各メディアなどで取り上げられていなかったため、噂レベルとして言及は控えておりました。

それが、このようなネットメディアに出てきて、しかも小田急電鉄の広報部に話を聞いたということは、計画が動き出したと見ていいのでしょう。

なお、今のところ、小田急電鉄公式HPでは、この件に関して一切の言及がありません。

 

片瀬江ノ島駅といえば、写真のようなキッチュともエキセントリックともいえるデザインの駅舎が有名ですが、実はこれ、仮駅舎として建てられたものだそうです。「仮」だからこそ、あのようなデザインの駅舎を建てることができたともいわれています。その「仮」のはずの駅舎が、米寿を迎えるまで現役の駅舎として使用されるというのですから、世の中は分かりません。

しかし、流石に老朽化が進んできたということで、建て替えが不可避になったものと思われます。

 

ではどのような形態になるかということですが、やはり、現在の竜宮城然とした意匠は残してほしいという、観光客や利用者、さらには藤沢市民の声は無視できないようで、小田急電鉄の広報部も「現在の雰囲気を生かしつつも、さらに愛されるようなデザインを目指しています。」と回答しています。

 

新駅舎の竣工は3年後の東京五輪をめどとするということですが、そのときにはどんな駅舎になっているのでしょうか。


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