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4205.6年越しのコンプリート! 東急バスの復刻特別塗装車

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170910_152956.jpg

 

今を遡ること6年前、東急バスが独立・分社化20周年を記念して世に出した「復刻塗装車」。それには


① 旧路線色
② 観光色Ⅰ 昭和28(1953)年~
③ 観光色Ⅱ 昭和42(1967)~平成4(1992)年
④ 観光色Ⅲ 昭和60(1985)~現行
⑤ 夜行バスカラー 

があり、空港リムジン車に施された⑤以外は、全て一般路線車が纏っています。

以前の記事で、まず②の車の撮影に成功、続いて③④の撮影に成功したという話題を取り上げたことがありますが(下記関連記事参照)、このたび、遂に①の撮影に成功、遂に一般路線車復刻塗装車の①ないし④をコンプリートしました!

車両は、青葉台所属の1130号車です。

 

170910_152850_ed.jpg

発見!

 

これは9月10日、恩田視察の帰りに青葉台駅に「青55」で到着した後、偶然に発見したものです。以前から、この塗装の車は瀬田と青葉台にいるという情報は、下記関連記事に頂いたコメントで寄せられていましたが、遂に遭遇できるとはw

 

公式側サイドビューもどうぞ。

 

170910_152658_ed.jpg

多色塗り

 

現在の銀色ベースに赤帯(ノンステ車は紺も)というシンプルさから比べると、驚くべき多色塗りです。窓下の赤帯の上下は黄色で縁取られていますし、しかも車体裾は水色に塗られています。この水色、塗り分けが角ばっていますがこれは恐らく末期のカラーリングで、初期のものは塗り分け線が曲線で滑らかになっています。

 

赤帯の上下の黄色は、こちらのリアの写真をご覧いただければお分かりになるかと↓

 

170910_152936_ed.jpg

確かに上下が黄色い

 

芸が細かいですね。

しかし何で、ボディに入っていたはずの「T.K.K.」のロゴがないんだろ。あれが入っていれば完璧だったのに。分社したから? いやいやいやいや、京王バスの復刻塗装車もちゃんと「京王帝都」の文字と、当時の社紋が入ってたぞ。

 

この一般塗装は、流石に手が込み過ぎているということなのか、昭和44(1969)年ころから順次、現在見られる銀色ベースに赤帯のシンプルなカラーリングに統一されていきました。そのカラーリングは現在まで変わりません(ノンステを除く)。ノンステも、紺色の帯が入っただけなので、基本的なカラーリングは変わっていないといえます。

 

最初の②を撮影してから、6年越しのフルコンプがかなった、東急バスの復刻塗装。あれから6年経っていますが、各車の退役までこのカラーリングは維持されるのでしょう。

 

◇関連記事

№2011.【東急バス20周年】史上最大の「ネタ塗装」【記念復刻塗装】

(上記②の車を撮影した写真をアップしています)

№3582.発足20周年どころか、25周年の今年も健在! 東急バスの復刻塗装車

(上記③④の車を撮影した写真をアップしています)

 

※ 当記事は、09/16付の投稿とします。


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