小ネタの部類に属する話題ですが、趣味的にはなかなかに面白い運用と思われるので、偶然遭遇したこともあり、今回取り上げようと思います。
東急東横線のダイヤには、西武車の元住吉滞泊運用が存在します。
平日の場合は「38M」運用で、渋谷駅に138092列車として到着後、折り返し回送列車として元住吉に入庫するものです。
先日(5月24日)、武蔵小杉駅で偶然撮影出来ましたので、そのときの写真をご覧に入れます。
まず武蔵小杉駅1番線に回送列車が到着します。
確かに西武車だ
そして、横浜方の信号機に「回」の表示が出ます。
下には矢印が出る
本当は「回」の文字の他、その下に矢印が出るのですが、写真には写っていませんね(^_^;) 勿論、分岐器を渡って目黒線側に転線して検車区に入庫となるので、ここには折れ曲がった矢印が出ます。これも当然のことですが、直進の場合にはまっすぐな矢印が出ます。
西武の車両が目黒線側へ転線する証拠写真。
その1。渡り線を身を捩じらせて通過。
内側線に入っているの分かりますか?
そしてこちらは、渡り線を渡っていることがはっきりわかる写真。
確かに渡っている
で、これで午前中をもって入庫することになるわけですが、それでは出庫するのはいつかといえば、何と翌朝! というのは、このあとに38M運用で出庫する運用が無いことと、朝に元住吉から出庫する西武車の運用があるので(平日は日吉発元町・中華街行き102061列車、土休日は菊名発飯能行き102062列車。土休日は元住吉→菊名は回送と思われる)、翌朝まで滞泊ということになるわけです。
しかしこの運用、何とも勿体無いような…。
※ 当記事は西武車を取り上げていますが、東急線内の西武車運用の話題なので、記事カテゴリを「東急」にしています。