既に調布駅周辺の地下化から6年を経ようかとしておりますが、それによって生じた跡地の活用も、様々な形で進められています。
当ブログでも、昨年5月下旬に周辺を視察しレポしていますが、それから1年経過した現在の様子はどうなのか、見て参りました。
冒頭の写真は調布駅の新駅舎(駅ビル?)ですが、その写真を撮った場所で回れ右すると、ビックカメラの建物が出現しています。
昨年はまだ完成していなかったような
こちらが、昨年見たときには完成間近だったシネコン。「トリエ京王調布」という施設名になっているようです。
相模原線の分岐のカーブが分かる
このあたりで京王八王子方面と橋本方面が分岐していたはずです。
建物の案内看板はこのとおり↓
大きな急カーブは
この真下を相模原線が進んでいるということでもあります。
そして、昨年の段階ではまだ更地のままだった、京王八王子方に通じる線路跡は、公園兼遊歩道として整備がなされていました。
足元には線路も
遠巻きにはベンチや子供の遊具が見えますが、足元に埋め込まれた線路が、この土地の来歴を表しているようです。
そしてこの公園兼遊歩道、「てつみち」なる名前が付けられていました。遊歩道とはいえ、24時間全日開放ではなく、朝8時から夜11時までの開放となっています。
下には「てつみち」のロゴが
京王トリエ調布のHPから引用しますが、「てつみち」はこのように案内されています。
木製の大型家具や人工芝のカーペット等でくつろいだり、子供たちが自由に遊んだり。「てつみち」は、トリエとあなたをむすぶ憩いの空間です。おさんぽに、ショッピングの合間に、会社や学校の帰りみちに。思い思いのすごし方を見つけてください。
ここには、かつての線路敷跡地を転用したということは書かれていません。この施設の利用者にとっては、「てつみち」の出自などどうでもいいことでしょうから、当たり前ではありますが。
その「てつみち」と一般道を分かつ柵に、未だこんな表示が残っています。
これってもしかして
これ、線路が現役だったころからあるんでしょうか。
「てつみち」の向こうには、「調布銀座商店街」がありました。
戸越銀座は知っているが
「調布銀座」とは大きく出たな、と(^_^;)
あるいは、この門の向こう側だけではなく、この周辺一帯が「調布銀座」なのか?
「てつみち」の先は、遊歩道になっていました。
この一角は整備された
さらに道路を越えた一角は、整備は手つかずのようです。いずれここも、遊歩道ないし緑道になるんでしょうけど。
上の写真の遊歩道の終点
この写真の向こう側は、未だフェンスで仕切られていて、更地のままです。
線路跡が遊歩道になるだろうなとは思っていましたが、まさか線路を埋め込むとは。完全な遊歩道にしてしまってもいいはずなのに、あえてそこに線路を埋め込んだのも、何となく惹かれるものがあります(^_^;)
このあとは、布田駅近辺を眺めます。