東急蒲田駅正面改札横にある、旅行センター「東急トラベルサロン蒲田駅」。
かつてここの入口の前には7600系のモックアップが置かれていたものですが、最近撤去されていました。
それが、また新たなモックアップが置かれるようになったというので、管理人も見て参りました。
今度は7700系
しかしこれ、7700系というよりは、8000系の1次車(クハ8001~8010)のような…。でもそれを言ってしまったら野暮というものでしょうね(^_^;)
前面にはこんなヘッドマークが。
7700系のお別れヘッドマーク
7700系は昭和61(1986)年に大井町線に投入され、その後4連×14本が目蒲線で活躍してきました。その後、池上線での運用開始や目蒲線の運転系統分断などにより3連に組み替えられ、一部は余剰車として十和田観光電鉄に移籍するなどしました。その過程では余剰となったT車を先頭車化改造・電装した珍編成7915Fが登場したりしています。
しかし、いくらステンレス車体が強靭であるとはいえ、陳腐化は避けられないようで、東急は7700系の退役を進めています。今日も離脱した1編成が長津田に送られ、稼働している編成は第1編成だけになってしまいました。
ところで、この場所には以前、こんなものがありました。
7600系(以前の記事から転載)
現車は4年前に全車退役しましたが、その後もしばらくの間、東急蒲田駅のこの場所に置かれていたものです。それが最近撤去され、しばらく寂しくなっていたのですが、今回復活していました。
7600系にしても7700系にしても、東急の「中の人」たちの車両に対する愛情がうかがい知れるような、手作り感あふれるモックアップです。懸念材料は…もし7700系の最後の1編成が退役してしまったら、このモックアップも撤去されてしまうのでしょうか?
【取材日 平成30年10月18日】
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