小ネタの部類に属するネタですが、備忘録として。
東武北千住駅下りホームには、4・5・8各号車の乗車位置に、本来の乗車位置とは別に「6扉車乗車位置」の表示がありました。これは、東急田園都市線から乗り入れて来る5000系が6扉車を3両組み込んでいたことによるものですが、昨年5月をもって6扉車が全編成から放逐されたことをもって、6扉車は東武線内には入って来なくなりました。その後も北千住駅には、6扉車の乗車位置が残っていたものです。
それが、今年10月16日の時点で、遂になくなっていました。
なくなった
半年前、今年の4月の時点ではまだ残っていたのですが…。
6扉車が来なくなっても乗車位置は残っていた(以前の記事から転載)
2枚目の写真には、かつての快速・区間快速の乗車位置を示す緑のラインがホーム上に引かれているのが写っていますが、この緑のラインも消えました。昨年4月のダイヤ改正で、南栗橋以南へは通常運用では6050系が入らなくなったので、やむを得ないところではあります。
かつて東武伊勢崎線(スカイツリーライン区間)は、扉数が0から6までの車が全て走るということで有名でしたが、昨年6が消え、2も350系などのみになりました。5は03系・20050系の「5Doors」ですが、03系のそれは先ごろ全車退役し、20050系も撤退が決まっています。日比谷線直通列車が20m4扉の規格に統一されれば、扉数は0、1、2、4となるのでしょう。0も「りょうもう」の200系列の代替車次第では分かりません。これらの乗車位置目標が消えたことは、ホームドア設置なども背景とした、車両規格の統一化の流れを示しているように思われます。