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4790.期間限定の「地下の産業道路駅」

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去る3月3日、京急大師線産業道路駅とその付近が地下化され、産業道路の踏切など数か所の踏切が廃止されました。

あれから3週間経過し、そろそろネタ消費者もいなくなった頃合いかと思い、今日(27日)休みであることを幸いに、視察して参りました。

 

まずは産業道路駅のホーム駅名標から。

 

これも1年ちょっとで「大師橋」に変わる

 

産業道路駅は2020年度に「大師橋駅」に改称されることがアナウンスされていますから、「地下の産業道路駅」は期間限定ということになります。

 

以下は列車が停車中のホーム。1枚目は下り(小島新田方面)ホームで撮影したもの、2枚目は上り(京急川崎方面)ホームで撮影したものですが、いずれもノーキャプションで。

 

 

 

綺麗な地下駅で、なんだか大師線じゃないみたいですね(^_^;)

昔の大師線といえば、地元の方には怒られそうですが、京急で退役間近になった車両が最後の活躍をする路線というイメージが強かったもので。

 

こちらは下りホームから地上に上がるエスカレーター。

 

直に地上に上がる

 

改札その他の駅設備は地上にあり…というか地下化前の設備をそのまま使用しています。そのためこのエスカレーター・階段も、地上まで上がるものとなっています。

 

駅出口。

 

仮設の駅舎は地下化前のまま

 

追ってここに、新たな駅舎が建てられるのでしょう。

 

そしてこちらが、使われなくなった地上の線路。

 

未だ撤去はなされていない

 

切り替え後3週間経過しますが、未だ撤去には着手されていないようです。

 

ちなみに、地上の線路が生きていた3年前の10月は、こんな状況でした。

 

161015_145533_ed.jpg

単線化されていた(以前の記事から転載)

 

産業道路踏切の部分だけが単線化されていました。

 

そして使用が停止された産業道路踏切。線路は未だ剥がされていませんが、遮断機などが撤去されています。線路もガードレールなどで塞がれてしまいました。

 

線路以外は何もなくなった

 

こちらは3年前の10月、踏切が現役だったころの写真。

 

161015_145553_ed.jpg

遮断機の有無が異なっている(以前の記事から転載)

 

今後は、駅舎の本設と踏切部分などの線路の撤去が行われることになります。

 

今のところ、産業道路→大師橋への駅名改称の具体的な日時は分かりませんが、それがいつになるのか、あるいは駅舎を本設した際に「産業道路駅」を名乗ることがあるのか、そこも注目したいところです。

 

最後におまけ。青い2100形。

 

側面には何も書かれていない

 

この車「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」のはずですが、そのときは側面にロゴなどが書かれていました。しかし今回見たときは全くの無地。これは一体何故?

 

◇関連記事

№3749.地下化が迫る産業道路駅

№4729.「KHK46」の結末~産業道路駅を含む4駅の駅名変更へ

 

※ 当記事は03/27付の投稿とします。


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