タイトルの元ネタは、クリスマスソングの名曲から。
これは洋楽ですが、邦楽でもクリスマスソングといえば、山下達郎の「クリスマスイブ」や松任谷由実の「恋人がサンタクロース」などがあります。しかし、これらの楽曲が人口に膾炙したことに伴って、クリスマスが「恋人たちの祭典」になってしまったのは、果たしていいことなのか悪いことなのか。松任谷由実はどこかのインタビュー記事で、このことを悔やむ発言をしていたそうですが、著作物が著作者の意図を越えて社会に対し影響力を持ってしまうことの怖さを、雄弁に物語っているものといえます。
…それはさておき。
今回のネタは、まもなく移転する銀座線渋谷駅の歴史写真展。井の頭線・JR側から上がった乗り場で、開業時から移転後の銀座線渋谷駅を写真で紹介しています。
余計な説明は不要でしょうから、全6枚をノーキャプションで一気見せしましょう。
次第に新しくなっていくのがお分かりいただけると思います。最後の2枚は、来年1月に供用を開始する新しい銀座線渋谷駅の完成予想イラストです。供用開始はお正月、三が日最終日の1月3日です。
そしてそのための最後の大工事、銀座線の一部運休が来る28日から、年が改まった1月2日まで行われます。
2019年12月28日(土)~2020年1月2日(木)銀座線渋谷駅線路切替工事に関するお知らせ
(東京メトロ公式より)
詳細は上記リンク先をクリックしていただきたいのですが、以前の運休のとおり、浅草~溜池山王間と青山一丁目~表参道間で折り返し運転を行います。前者は通常の本数が確保されますが、後者は約12分間隔とかなり開きますので、利用の際には気を付けたいところです。
いよいよ、東京高速鉄道の遺産にも、ファイナルカウントダウンが始まってしまいました。
※ 当記事は12/09付の投稿とします。
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