11月23日の東武アーバンパークライン(野田線、以下UPL)の高柳駅レポをアップします。
東武では、来年3月にダイヤ改正を行い、UPLでは急行運転を全線に拡大すること、船橋線区間(船橋-新鎌ヶ谷-柏)を完全複線化することなどが発表されています。冒頭の写真は、高柳駅に掲出されていたダイヤ改正の告知ポスターです。
というわけで高柳駅。
同駅は2面4線の優等列車待避が可能な構造に作り替えられますが、この日見た限りではほとんど終了しているように見えました。
今のところは2・4番線を本線として使用
2年前はこんな感じでした。
2年前の高柳駅(以前の記事から転載)
この写真、ホーム移設後に撮影したものですが、このときはまだ船橋方面ホームがもとの対向式のままです。
そして、空き地が広がっていた西側には、こんな立派な商業施設が。
ショッピングモールのようだ
スーパーマーケットやドラッグストアなどが入居しているようです。
駅舎ですが、以前は東側に趣のある駅舎が建っていて、そちら側にしか改札口がありませんでした。現在は橋上化され、東側・西側どちらにも出ることができるようになっています。
駅の跨線橋部分から、船橋方面を望んだ写真がこちら。
両渡り線が
ということは、この駅で折り返す列車が出現するということでしょうか? 現在でも、この駅から柏寄りに行ったところには留置線があり、そこで車両が滞泊することはありますが、この駅で直に折り返すことが容易になります。
ちなみに、この日は雨が降っていて、しかもかなり強かったので、こんな写真になってしまいました。
改札口とコンコースを、2点の写真でご紹介します。あえてノーキャプションで。
木の質感を生かした、開放感のある空間となっています。駅設備にあえて木の質感を生かすのは、東急池上線の戸越銀座駅など、最近のトレンドのような気もします。そういえば2枚目の写真、北陸新幹線の駅にもどことなく似ているような。
新しい橋上駅舎を外から見てみます。
かつて駅舎があった側から
工事用バリケードが張り巡らされているのがお分かりかと思いますが、このバリケードで囲まれた場所が、かつての駅舎があった場所ではないかと思われます。
そしてこちらが、上からバリケードの中を望んだ写真。
整地作業中だった
こちらもロータリーを整備するのでしょうか。駅前広場というにはあまりにも狭く、タクシーこそ入っては来ますが、沢山は入れないようなので。
いよいよ来年の3月14日まで、あと3ヶ月を残すのみとなりました。船橋線全線複線化と全線での急行運転開始と、進化を続けるUPLに今後も注目していこうと思います。
しかし流石に「アーバンパークライン」という愛称名は無理があるだろ…(n回目)
※ 当記事は12/09付の投稿とします。
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(来年3月14日実施のダイヤ改正の概要を取り上げた記事)
№4950.【全線急行運転開始】東武、アーバンパークラインダイヤ改正の概要を発表【柏発の特急も】
(3年前に視察した際の記事)
№3559.いこう、船橋線完全複線化~該当区間の「線見」
№3560.いこう、船橋線完全複線化~大きく変わる可能性がある高柳駅
(昨年視察した際の記事)