1月4日、移転新装なった銀座線渋谷駅を見てきました。
東横線を降り、エスカレーターでヒカリエ側(明治通り内回り側)へ出て、右へ行きます。
すると、大きく目立つ案内が。
これはインパクト絶大
新駅に移転して間がないためか、この出入口を撮影している人が多くいました。
こちらが券売機。
2台とはいかにも少ない気がしますが、ICカードでの乗車が8割を超えるという調査結果もあるようなので、実態に即した台数でしょう。まさか代々木八幡や高柳より少ないとは。
券売機は減少傾向
改札を入り、エスカレーターを上がります。
この上にホームがある
これが新しい銀座線渋谷駅のホーム。
特筆されるのは、案内表示器類が天井から吊り下げられておらず、ホームからの柱で支持されていること。天井はあくまで「屋根」と割り切っているようです。
近未来的な発車案内
天井部のアップ。
緩やかな曲線を描いている
M字型の緩やかな曲線で構成されています。これはいかにも「メトロ」のMの字に見えますが、ある人によるとこれが「肋骨」に見えるのだとか(Twitterでそういうツイートを見た)。そのツイート、かなり「バズって」おりました。確かに肋骨だわ。それも人間の。
天井の鉄骨が緩やかな曲線で構成されている駅といえば、こちらが頭に浮かびますが…。
似ています?(以前の記事から転載)
相鉄ゆめが丘駅ですが、こちらは単純な楕円形となっています。かつ案内表示が天井から吊り下げられています。こちらは、今から21年前の平成11(1999)年の開業ですが、あまり古さは感じません。しかし、一部にはめられているアクリル板が劣化してしまっているので、それはあまり見てくれ的によろしくないような。
こちらが駅名標と案内図。
構内にトイレができた
銀座線渋谷駅は、実は東京メトロの駅の中で唯一、トイレのない駅だったのですが、明治通り側の改札内(管理人が入場してきた側)にトイレが設置されています。これで「トイレのない駅」は返上できました。
一方、まだ工事は全て終わっていないということか、クレーンなどはまだ残っておりました。
ホームからクレーンが見える
現在渋谷駅にはホームドアもありませんし、あくまで「急ごしらえ」ということなのでしょう。これから完璧な姿になるまでは、もう少し時間が必要なようです。
感想。
いや、近未来的かつ明るい駅になっていて驚きました。勿論褒め言葉です。そして全体が柔らかい曲線で構成されていることには、人工的構造物である駅について、人工物ならではの冷たさをやわらげようという意図があるのではないかとも思いました。管理人が何かで聞いたのですが、「自然界には直線で構成されたものは存在しない」ということなので。
このあと、管理人は溜池山王駅へ。
溜池山王駅は、銀座線の壁には写真のような壁画が描かれているのですが、全日空ホテルの最寄り駅であるためか、全日空(ANA)の航空機も描かれています。
そこでこの写真を改めてとくとご覧あれ↓
エンジンが4発
これボーイング747だよな?
この駅が開業した平成9(1997)年は、まだまだボーイング747が花形だった時代で、国際線・国内線問わず、巨躯でありながら優美な姿を各地の空港に見せていたものです。
ANAでは6年前に退役しましたが、壁画の中では今なお現役です。
※ 当記事は01/09付の投稿とします。