冒頭の写真は再掲。
1月10日の京王れーるランド訪問の記事に戻ります。
拡張されたANNEXでは、ミュージアムショップの隣(勿論入場料を支払う有料エリア)に、7000系と8000系の運転台部分のカットモデルがあるというお話は、その1で取り上げました。
今回は、その裏側を撮影。まず7706から。
仕切り壁は現車のまま
こちらが運転台。
ワンハンドルマスコン
かなりシンプルな運転台に見えます。最近の東急の車両を見ると、機器がかなり増えているので。
こちらは8000系。
8809
こちらは中間車化改造されたときに取り外した先頭部です。8000系はステンレスボディーですが、先頭部分だけが普通鋼製になっているので、このような芸当が可能だったわけで。
こちらは8809の運転台。
あまり変わりないような
ハンドル右側の平べったい部分は、もしかしてディスプレイでしょうか。
以下は本館。
こちらは、以前から置かれているバス。
短い
この型の車は「チョロQ」といわれているそうですが、ボディは富士重工製。この型の車は狭隘路線やローカル輸送に重宝されましたが、富士重工がボディ架装を止めてしまった今、このような車の需要は日野のリエッセやポンチョなどに取って代わられた感があります。
ちなみにこの車、小型ながら収容力があり、定員は36人なのだとか。
リアから一発。
リアビューは7E・8Eのそれと変わらない
このあたりは富士重工の特徴がよく出ている感じがします。
そしてこちらは、車内に掲出されているバス路線図。
中野営業所と永福町営業所との一括表示のようだ
これを流石に渋谷や新宿に発着する路線に入れるわけにはいかないんでしょうね(^_^;)
では鉄道車両に戻ります。
こちらは「しんごくん」こと新5000系の「お面」。
現車が壊れた場合にはこれと付け替えるらしい
新5000系の先頭部は、東急5000系列などと同じように、独立した構造物になっているので、その構造物をここに持ってきたということです。先頭部は人身事故や鳥の衝突(バードストライク)などで損傷することがありますが、そのときに独立構造が物を言うことになります。
新5000系の先頭部に損傷が生じたときには、ここに置かれている先頭部を高幡不動か若葉台へもっていって付け替えると、どこかで読んだことがあります。まるでアンパンマンですが。
こちらは前回訪問時にもあった6772の先頭部カットモデル。車内も一部残置されていて、中には京王の停車駅案内が掲出されています。
準特急橋本
準特急といえば、2月22日にダイヤ改正が予定されていて、日中の相模原線準特急の京王多摩センター-橋本間を各駅停車にして運転するということですが(京王大本営の発表はこちら)、また変わることになります。
しかし6000系、それも20番代の車が相模原線の準特急に充当された実績ってありましたっけ? 相模原線の準特急登場よりも6000系の退役の方が早いはずで、それなら6000系に相模原線準特急の表示をするのは歴史的にダウトということになりますが。
もっと驚いたのはこちら↓
なにゆえにパンタグラフが???
確か6722は「クハ」だったはずだが…。