東急に残る最後の非VVVF車・8500系を放逐する使命をもって、現在絶賛増殖中の2020系。
現在第14編成(2134F)の登場まで確認しておりますが、第10編成からは一部の仕様が変更されました。その仕様変更とは、編成中の4・5・8号車について、扉間7人がデフォルトである座席定員を、1人減らして6人とし、ドア横部の立席スペースを確保しています。
こちらは該当の2430の車内の写真。立席スペースにご注目あれ。
確かに広い
このくらいあれば、ドア横に人が立っていても、乗降の妨げになる度合いは少ないように思われます。ラッシュ時にここに立たれると、それはそれは乗降の邪魔ですから。乗降性を維持するためには、立席スペースの確保が必要ということです。このように内装を変更した車両が4・5・8号車のみであり、他の車両は従来どおり扉間7人の座席定員を維持していることに注目してください。4・5・8号車といえば、かつて5000系が6扉車を組み込んでいた位置。つまりそれだけ混雑度が激しいということです。だからこその立席スペース拡大なのでしょう。
こちらは座席に注目した写真(大して変わらんか(^_^;))。
スタンションポールの真ん中が狭い
E231系などでは、一部の座席が6人掛けになっていますが、そのあたりのスタンションポールは、中央に1本あるだけです。つまり、3-3で区切る形でポールが設けられているのですが、こちらは2-2-2で区切られています。何も2-2-2ではなく3-3でいいのでは…とも思いますが、もしかしたらこれは、スタンションポールを2本設けることで、立客が掴まる場所を確保したかったからかもしれません。
…とここまで書いてきて、気づいたこと。
社紋撮ってねえΣ( ̄ロ ̄lll)
確かこの編成からだったか、従来の「TOKYU CORPORATION」が「TOKYU RAILWAYS」になったんですよ。しかし、座席にばかり目が行っていて、この編成の社紋を撮るのを忘れていました…(´・ω・`)