3月20日、新桜台が通過扱いとなった「Fライナー」の様子を確かめるべく、池袋から副都心線急行小手指行きに乗車しました。使用車両は東急の5050系4000番代。
まずは池袋停車中の車内ディスプレイ表示をいただきます。2点ノーキャプションで。
2枚目の写真、小竹向原と練馬の間にご注目を。確かに新桜台が通過扱いになっています。
電車は池袋を発車すると、要町・千川を通過し、小竹向原へ。
当たり前だが通過表示
1枚目・2枚目と進行方向が逆になっているのは、これらと反対側の扉上のディスプレイを撮影したからです。
小竹向原から西武の路線となるので、表示も列車種別も西武仕様に変更されています。
そういえば小竹向原停車中、構内放送が新桜台に停車しないことをしきりに案内していたような。勿論、車内放送でも案内していました。それまで「S-Train」以外全列車停車だったのですから、無理もありません。
電車は小竹向原を発車、新桜台を通過します。そろりそろりと通過するのかと思っていましたが、あにはからんや、結構なスピードを出して通過していきました。ホームドアないのに。
ただいま通過中
小竹向原を発車して、僅か3分で練馬に到着しました。
練馬で撮影した車両の並び。
新2000系ではない
車号をご覧になればお分かりのとおり、これは新2000系ではなく9000系の並びでした。9000系は一部車両が退役したはずですが、残りはまだ使うんでしょうか。
今回新桜台が通過扱いになったのは、やはり同駅の利用が少ないことと、この列車の速達性を確保したいという狙いがあったものと思われます。勿論、駅1つ通過するくらいではスピードアップの効果としてはたかが知れていますが、スピードアップといっても物理的なそれではなく心理的なそれ(用のない駅に付き合わされたくない)の方が大きいように思います。以前の記事(下記関連記事参照)でも述べましたが、新桜台駅自体が非常に利用が少ないので、そこを通過しても大勢に影響なし、ということで踏み切ったのでしょう。
駅利用者の方には大変申し訳ないのですが、この列車が新桜台駅に停車する意味が管理人には理解できなかったので(恐らく運転取り扱い上の都合だろうとは思っていたが)、今回の措置はやむを得ないことだと思います。
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