皆様、4連休、シルバーウイークもいよいよ終盤ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
管理人は初日の19日を完全休養日に充てたほかは、近場をちまちまと回ってネタ拾いに精を出しております。その成果も、当ブログでおいおい取り上げて参ります。
さて、9月20日、管理人が臨海車庫を視察に赴いたのは、以前の記事にてご紹介したとおりですが、それに先立ち、神保町の某書店へ鉄道雑誌の買い出しに赴いておりました。
それを済ませた後、そういえばこの近くに「キッチンジロー」があったな…というのを思い出し、目当ての書店からほど近い「キッチンジロー 神保町南店」を訪れました。日曜日だったので、もしかしたら営業していないかもしれないと思ったのですが、お店の前に行ったら営業しているのが分かり、杞憂に終わりました。
日曜日でも営業していた
着席しメニューを一瞥。
現在の「キッチンジロー」のシステムは、おかず1品+ライス・豚汁で850円、おかず2品の盛り合わせ(メインとサブを指定する必要あり)+ライス・豚汁で1000円というもの。おかず3品だと1200円になります(いずれも消費税込み)。
そのシステムに従って、「キッチンジロー」での定番メニュー・ハンバーグとクリームコロッケ(帆立ミルクコロッケ)の盛り合わせを所望。
にっぽんの洋食という感じがする
管理人の学生時代は、豚汁がお椀で供されていたような気がしますが、現在はコーヒーカップでの提供となっていました。これも経費節減の一環なんでしょうか。
しかし、ハンバーグもコロッケも、当時と味が変わっていないのには感激しました。ハンバーグはあくまで柔らかく肉汁たっぷり、コロッケはあくまでカラッとクリーミーに。学生時代のノスタルジアに浸りながら、美味しくいただきました。
ただ、当時食べたときに味わったような、感激のようなものは味わうことができませんでした。それだけ管理人が年を取ったのか、あるいは管理人が他の色々なものを食べてきたからなのか。当時の管理人にとっては、「キッチンジロー」の定食は、ちょっとした贅沢の部類だったのですが、そのときのプレミアム感のようなものがなくなったからかもしれません。
記念に店頭のメニューを撮影。
かなり褪せてしまっている
今月いっぱいで閉店してしまうのでやむを得ないのかもしれませんが、メニューの写真は鮮やかなものを使ってほしいところ。こんなところにも経営不振の影が…と見るのは意地悪でしょうか。
勿論、「キッチンジロー」が大量閉店されるからといって、東京では九段の店と大阪のあともう1店舗は残りますので、「キッチンジロー」のメニューが全く食べられなくなるということはありませんが、それでも1店舗のみということになると、敷居が高くなってしまうのは事実。しかも、神保町-お茶の水-水道橋のトライアングルは管理人の「庭」だった場所でもあり、その「庭」から学生時代に馴染みのあったお店が消えるというのは、やはり寂しいものです。
最後に、今回のタイトルの元ネタ。
この歌の歌詞は意味深長なようですが(一説には『道ならぬ恋』に落ちた男女のけじめの歌とも)、サビの部分が印象的な曲です。
【おことわり】
当記事は店舗の実名を挙げていますが、これは実名を挙げないと記事の意図が達成できないためです。