8634F退役を取り上げた以前の記事で、8500系が残り10編成になったこと、いずれ1桁になるのも時間の問題ではないかということを記しましたが、まさか1か月ちょっとで、そのことが現実になろうとは。
.GWが明けた5月6日、8500系がまた1本退役しました。
その編成は、8629F。最後の室内未更新編成です。
冒頭の写真は、在りし日の8629Fですが、これは昨年10月の長津田検車区視察時に撮影したもの(したがって、この写真は以前の記事からの転載です)。それから半年間、元気に稼働していましたが、2144Fの運用入りと引き換えになる形で退役を余儀なくされました。
2021.5.6
— ノルルソ (@dento_hanlaguma) May 6, 2021
東急電鉄8500系 8629F
92K 廃車回送
今回の8629F廃車により、8500系は遂に東急内での在籍100両を割りました。
残り10両編成9本。
全廃へのカウントダウンが始まってしまった・・という気分です。 pic.twitter.com/fc4CmTfQ2S
恩田に回送されたのは6日の日中ですが、恩田到着後編成はすぐにばらされたようです。
廃車回送された8629F
— 國の鉃道 (@kuni_train) May 6, 2021
8761-8835のみが建屋に収容、他8両は無架線地帯に移動しました pic.twitter.com/OCPberkS7i
これでいよいよ、8500系の完全退役へのカウントダウンが始まったとみていいのでしょう。ついに残存編成数が10編成を割り込んでしまいました。
令和3年5月7日現在、現役で稼働中の8500系編成
・8617F
・8619F
・8622F
・8628F
・8629F ←退役
・8630F
・8631F
・8635F
・8636F
・8637F(青帯・Bunkamura号)
計109編成
遂に1桁ですか…。
いつかはこの時が来ることは、管理人も頭ではわかっていましたが、いざ現実になると、理解が追いつきません(´・ω・`)
このように、残存編成数が少なくなったことで、今後8500系が東武線へ乗り入れる機会は激減する可能性もあります。もし今年の年末に「東武ファンフェスタ」が開催されるなら、是非8500系編成の客演を望みたいところですが…そもそもファンフェスタの開催自体が望み薄でしょうね。