Quantcast
Channel: さすらい館
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4315

5637.久しぶりの模型運転会~長編成列車・機関車牽引列車の魅力

$
0
0

なかなか平日に記事をアップする暇がなくて、最近は更新頻度が落ち気味です(^_^;)

 

去る16日、管理人は親愛なる同業の方のお誘いを受け、埼玉県某所の模型店の貸しレイアウトへ出撃。

管理人は自前の線路その他の運転システムを保有しない「第二種鉄道事業者」であるため、このような機会はありがたいものです。

 

この日持ち込んだ車両は、14系「さくら」編成と10系客車、旧型客車(青いやつ)と数両の罐(機関車)。

まずはこんな組み合わせを。

 

現在でもブルトレが残っていたら、この組み合わせが実現していた?

 

史実のように急激にブルトレが衰退せず、現在でもそれなりの勢力を保っていた世界線であれば、このような光景も実現していたかもしれません。もっとも、その前に客車の老朽化が顕著になるであろうことは必定なので、やはりこの組み合わせは実現しないかな(^_^;)

そういえば、青いEF510に牽かせる客車として、「カシオペア」のE26系客車や「サンライズエクスプレス」の285系電車を青く塗り替えていた人がいたな。今度ジャンク品を買ってきてやってみようかしら。

 

こちらは、14系客車を牽引する「カシ罐」こと銀色のEF510。

 

この組み合わせも似合う

 

罐が銀色だと、ここが下関あるいは門司なのかと思ってしまいます。

そういえば、JR貨物は九州内で運用しているED76の置き換え用に、EF510-300を導入するそうなのですが、そのカラーがなんと銀色なのだそうで、鉄道趣味界の熱い注目を浴びています。EF510-300、模型化されたら導入しようかな。

なお、EF510-500の「青罐」が牽引している車両は…突っ込まないでくださいw

 

こちらは歴史に忠実な組み合わせ。

 

昭和53(1978)年から60(1985)年まで見られた組み合わせ

 

東海道ブルトレは、昭和40(1965)年から53(1978)年まで、EF65-500(EF65P)が牽引していたものですが、過酷な長距離運用により老朽化が急速に進行、そこで昭和53年にEF65-1000(EF65PF)に置き換えられました。PF型自体は東北線で「あけぼの」牽引などに活躍していましたが、こちらのPF型はパンタグラフを下枠交差型に代え、精悍さを増した後期型。初期型の無骨さに対し、どこかスマートな印象があります。

ちなみに副本線で停車中の列車の編成は…突っ込まないでください(2回目)。

 

いや~、鉄道模型ってやっぱりいいものですね!(水野晴郎調)。

以前の記事で、鉄道模型における機関車牽引列車の醍醐味は、「歴史的にあり得ないはずの組み合わせを再現できること」だと申しました。今回は(今回も?)その楽しさを十二分に堪能したわけですが、何でも最近は、お子さん方がこのような機関車牽引列車を見ると、「この青いの、どんな貨物?」と聞くそうなんですな。最後の客車急行列車にして最後の機関車牽引の定期列車でもあった急行「はまなす」が廃止になって今年で5年。「北斗星」廃止からでも6年経ちますから、そりゃお子さんはご存じなくても無理はない。しかし管理人としては、何とも言えない寂しさを感じてしまいました。

これからも管理人は、EF58に10系客車を牽かせたり、EF510に20系客車を牽かせたりして楽しみます。笑わば笑え。模型は自由だ。

 

【おことわり】

当記事は10/21付の投稿とします。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4315

Trending Articles