(写真と本文とは関係ありません。またこの写真は以前の記事からの転載です)
「空港アクセス鉄道」の元祖であり、今もなお航空便への搭乗客を運び続けている東京モノレール。
その路線の起点である浜松町ターミナルは、世界貿易センタービルの中に設けられていますが、同ビルの取り壊しが決まり、浜松町ターミナルにも変化が生じることが見込まれましたが、まさかこうなるとは。
東京モノレール、浜松町駅の建替工事に着手 10/22(金) 17:07配信
東京モノレールは22日、モノレール浜松町駅ビルの建替工事に本格着手すると発表した。
工事の主な内容は、駅ビル3階中央部に開発ビルと駅を直結する歩行者広場の整備、周辺の自由通路の整備、JR・モノレール・バス・タクシー・地下鉄をつなぐ動線の接続、モノレール改札口の3階への集約など。竹芝、芝浦地区などとの歩行者ネットワークを形成、ほかの交通機関との乗換利便性の向上と交通結節点機能を強化するとともに、わかりやすく利用しやすい駅にするとしている。また、開業から57年が経過した駅施設を更新し、防災機能の強化も図るという。
工事の完成は、2029年12月を予定している。
(Yahoo!ニュースより)
浜松町ターミナルの問題は、1線しかないこと(2面1線)。これが折返し能力の低さの原因となり、ダイヤ作成上あるいはダイヤ乱れ発生時のリカバリーの足枷になっていたはずなのですが、建て替えても相変わらず2面1線のようです。
そして管理人が一番驚いたこと。
このビルの外観を見る限り、モノレールの軌道桁が飛び出していません。ということは…。
東京モノレールは、新橋延伸計画を諦めたの?
と言いたくなってしまいました(´・ω・`)
現在は東京モノレールはJR東日本の傘下に入り、その親元のJR東日本も、自前で空港アクセス鉄道を建設しようとしていますから、東京モノレールの路線を新橋に延ばす必要はないということなんでしょうけど。
それでもやはり、管理人は、新橋延伸を諦めたのだとしたら勿体ないと思ってしまいます。
◇関連記事
【おことわり】
当記事は10/22付の投稿とします。