新函館北斗からは、1726発「はやぶさ44号」に乗車。これで東京へ帰ります。
北海道新幹線は、今年で開業5周年を迎えます。そのためか、駅コンコースにはこんなモニュメントが飾ってありました。H5系に入る紫色の帯と、H5系・E5系に共通して使われているエメラルドグリーンの車体色をあしらったもの。そして両者を合わせてVの字になっているのは、ローマ数字の「Ⅴ」を表すものだと思われます。
なかなかかっこいい
残念だったのは、売店を覗いたのですが駅弁が売り切れだったこと。特に「みがき鰊弁当」など函館駅の名物駅弁は一つもなし。以前の記事で管理人が「2日後にバチが当たった」と申し上げたのはこのことで、せっかくの函館駅の駅弁が手に入らなかったという…残念(´・ω・`)
それでも何とか、別の食糧を確保しましたが。
まだ入線時間まで間があったので、駅ホームを探索してみました。
駅名標が北海道仕様
JR東日本仕様の駅名標とは異なりますが、やはりここがJR北海道の駅であることを雄弁に物語っているといえます。
ホーム突端から札幌方面を望んでみました。
軌道が伸びているがすぐに途切れている
写真だと伸びているように見えますが、実際にはすぐ先で途切れています。札幌開業後は、新函館北斗を出るとすぐに渡島トンネルなる長大トンネルに入るそうですが、新函館北斗以北もまたトンネルが多くなりそうです。
「はやぶさ44号」乗車に当たっては、グリーン車を奢りました。しかし新青森で料金計算が分断される結果、新函館北斗から東京まで乗り通すと、料金は高額になりますな(´・ω・`) よほど新青森からグリーン車利用にしようかと思ったのですが、結果としては全区間グリーン車利用は正しかったと思います。
グリーン車停車位置の案内。
扉は開いている
このとき、グリーン車に乗り込んだのは管理人一人でした。グランクラスは誰もいません。ただしグランクラスの場合は、当時営業を取り止めていた(グランクラス席の販売を停止していた)ので、乗客がいなかった理由が異なります。
乗り込むと、重厚な座席がお出迎え。ゆったりくつろげそうな雰囲気です。
居住性は良さそうだ
実際このグリーン車に乗って、東京に到着したとき、ほとんど疲れを感じなかったのですよ。E5系そのものの性能の優秀さもありますが、やはりグリーン車の快適性は伊達ではないと思いました。
グリーン車は正式名称を「特別車両」と言いますが、その「特別車両」ぶりがわかるのがこちらの2点の写真。あえてノーキャプションとします。
1枚目の扉は普通車のそれとは異なる重厚さがありますし、2枚目は「普通車の乗客は立ち入るなよ(^^」と言っているもので、流石優等車という威厳に満ちているような感じがします。
1726に静かに発車。
いつしか津軽海峡が近づきます。
この海の下を潜る
このあと青函トンネルに突入しますが、新幹線といえどもこの区間はスピードが抑えられているため、以前特急「白鳥」に乗ったときと同じくらいの時間がかかりました。
そして1823に新青森到着。この時点で、管理人はJR全路線完乗のタイトルを奪還しました。
新青森到着時、せめて駅名標だけでも撮影しようと思ったのですが、寝落ちして忘れてしまいました…orz
列車は2123に東京駅へ。
疲労感は全くなく、むしろ一仕事やり遂げた充実感がありました。
以上で北海道編は終了。次回以降は北陸編・沖縄編となります。その前に何か別のテーマの記事を挟むかもしれません。