昨年10月の千代田線レポの際、6000系に2編成しか遭遇できなかったため、勢力の縮小に驚く一文を物しています(下記関連記事参照)。
現在、千代田線で残る6000系は5編成なんだとか。この5編成を多いと見るか少ないと見るか。多分後者でしょう。全35編成の7分の1になってしまいました。
それでも、奇跡というのはあるもので、綾瀬駅で6000系が一瞬ですが並びました!
確かに並んでいる
立入禁止区域外から撮影しようとすると、どうしてもこのアングルでしか撮れません。だから左側の編成(第29編成)は顔の左半分が切れてしまいます。でもそれは、今では見ることが難しくなった6000系の並びに遭遇できた(撮影できたではなく)ということでご容赦を(^_^;)
こちらが第29編成のご尊顔↓
窓ガラスと屋根のカーブが合っていない
6000・7000系は、正面の大きな1枚窓の上方のカーブが、屋根のそれとシンクロしているのですが、屋根の深くなった後期型(6000系だと5次量産車以降)の場合、屋根のカーブと窓上方のカーブが合わなくなり、このような顔になっています。ちなみに第29編成は、5次量産車のトップナンバーでもあります。
こちらの第20編成は、屋根が深くなる前ですから、屋根のカーブと窓上方のカーブが、ぴったりシンクロしています。
こちらはシンクロしている
ちなみにこの第20編成は6000系の「3次量産車」ですが、同時期に登場した第21編成とともに、狭窓(監獄、ムショ窓)で落成した最後のグループで、かつ製造当初から小田急の保安装置を搭載している初のグループでもあります。
この2編成後の第22編成から、側窓が半蔵門線用8000系に準じた1枚下降窓となり、窓面積も拡大され、車内が明るくなりました。
この日は、この2編成の他、現役最古参(恐らく東京メトロの全営業車両の中でも最古参)の第02編成が稼働していたのですが、走っているのに遭遇しただけで、乗車・撮影はいずれもできませんでした(´・ω・`)
少数の在籍で、なおかつ去就が注目されるといえば、こちらもそう。2編成しかない、209系1000番代。この編成は小田急に乗り入れることができない「サークルE」編成であり、運用上の制約となってしまっています。
行先表示が3色LEDでそれとわかる
この車両、小田急乗り入れは無理でも、10連対応になる北綾瀬に(営業列車として)入線することはありますかね? あと3年後くらいに完成する予定なんですが。あるいは、それまでにE233系2000番代を追加投入して209-1000を放逐? このあたりは全く分かりません。
おまけ。
北綾瀬駅ホーム延伸の進捗状況。
ホームの床が現れた
ホームの床が現れていますが、電車と接するホームの先端部には、未だコンクリが打たれていません。これはやはり、ホームドアの筐体を設置するための準備まで考えて工事しているためにこうなっているのでしょう。
01系が完全に退役し、03系も退役したものが現れた。02系も退役が予告されている。
これで6000系が退役間近ということになると、ますます「営団地下鉄」が遠くなっていくようです。
…それにしては、7000系はいつまで使うんだろ(^_^;)
【取材日 平成29年4月22日】
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