今回は、「鉄分」の一切ないB級グルメ記事です。
以前当ブログには、非鉄ネタを取り扱う別館もありました。現在は閉鎖してしまいましたが、B級グルメや奇食ネタなどを取り上げていたものです。
で、今回は「立ち食い蕎麦屋」の訪問記。
訪問したのは、日暮里にある「一由」ですが、ここは当ブログの記事にしばしば「いいね!」を下さる(ありがとうございます!)、「タクドラの言いたい放題」の管理人・下町のマンセル様が足繁く通われていて、前記ブログでも頻繁に紹介されています。
管理人も前記ブログを拝見しておりますが、是非ともこの「一由」に行って食べてみたいと思っておりました。
しかし…。
何と閉店
このお店は年中無休なんだそうですが、この日(8月21日)は臨時休業日だったのです。写真には、貼り紙を見て呆然と立ち尽くす男性の姿がありますが…。
この日の後も、何回か訪問を試みてはいたのですが、そのたびに上手く行かなかったり、日暮里へ行く機会がなくなったりしてしまい、今日になってしまいました。
実は今日も、都営浅草線中延から浅草線~都営バス「都08」で日暮里入りして、ここで蕎麦を食べた後は都営バスの乗りバスを楽しもうと思って「都営まるごときっぷ」を買っていたのですが、京成線ストップのあおりを食らって浅草線のダイヤはガタガタに。まともに列車が来ないので、管理人は業を煮やし、改札を出て大井町線に乗り、東横線~JR山手線外回りと乗り継いで日暮里へ向かいました。勿論、その後「都営まるごときっぷ」は有効活用しています。
さて本題。
ここは「ゲソ天」が名物だというので、掛け蕎麦にゲソ天をトッピングするというのは決めていました。ゲソ天は普通サイズの他に大もあるようですが、大がどのくらいの大きさなのか、蕎麦がどのくらいの量なのか初訪問なので見当がつかないため、ひとまず大盛でない普通盛の掛け蕎麦と、普通サイズのゲソ天、そしてハーフサイズの紅生姜天をオーダー。
なお、ネギは入れ放題となっていました。
しめて380円也
量は管理人にとっては、正直言って普通盛では全然足りませんでした。大盛にするかトッピングを増やすかすればよかったのですが、それは次回以降の課題ということで。そういえば、下町のマンセル様が入れておられた「なす天」を忘れたな…(^_^;)
このお店、テーブルの上には蕎麦屋の必須アイテムである「七味唐辛子」がありますが、それだけではなく「鷹の爪」、赤唐辛子を輪切りにしただけのものがあったのが印象的でした。あれは強烈なんですよ…。刺激を求めるお客さんが多いんでしょうか?
さて、味の感想を。
蕎麦(麺)は可もなく不可もなし
立ち食い蕎麦屋であれば御の字のレベルだと思います。
それに対して、美味だったのはつゆ
決してエッジが効いているわけでもなければ、うまみが強いわけでもないのに、じわじわくるうまさがあります。これはだしと塩気の加減が完璧だからなのでしょう。
そして、さらに美味だったのはトッピングの天ぷら。これらがいい感じでつゆを吸い込むと、天ぷらの香ばしさと油のうまみが合わさって、実にうまい! これなら何度も通いたくなるのも頷けます。実際、管理人はこの文章を書いている今でも、あの味を思い出すとよだれが出そうになっています(^_^;)
ありふれているけれど、じわじわくる、そして癖になる。そういう蕎麦でした。
機会があったらまた食べたいと思います。
【おことわり】
当記事では飲食店の実名を挙げていますが、これは実名を挙げないと記事の意図が達成できないからであり、宣伝目的は全くありません。したがって、管理人は当記事の作成・公開に関し、飲食店側からは一切利益の供与を受けておりません。