蘇我からわずか1駅の本千葉で総武快速を捨てた管理人は、京成千葉中央駅へ歩こうとしますが、結局県庁前バス停から小湊鉄道バスへ。この区間はICカード・現金とも100円で乗車できるため、高いところを走るモノレールは全く勝負になりません。
そこで京成千葉駅。
比較的レアな「上野行き」が出現
京成千葉駅に「上野行き」が出現したということは、日中のパターンが終了しつつあるということでもあります。
ちなみに、帰宅後調べてみたら、この京成千葉1648発16B10列車は、千原線のちはら台駅を1632に発車した列車で、京成津田沼には1704、京成上野には1811に到着します。ただし京成津田沼以遠は、優等列車の待避が沢山あると思われますが。
ちはら台発上野行き
以前は千葉線からも都営浅草線への直通列車があったそうですが、今は無くなっています。これはやはり、千葉線が最大6連に抑えられている一方、都営浅草線の列車が8連に統一されたことが影響しています。
列車は1704に、暮れなずむ京成津田沼に到着。
そこで何と、驚愕の並びが!!
新京成「狸」と3500更新車のツーショット
これは凄いですよ(自画自賛)。
だって、新京成の8000形のこの塗装は、現在1本しかないそうですから。その1本しかない編成が、3500と並んでくれるとは。
この3500は千葉中央行きですが、できれば千葉線内では3500に乗りたかったところ。この日、管理人が千葉線・千原線で乗った列車は、全て3000形でしたから。いや、勿論、3000形も悪い車両ではないんですが…。
この写真を撮影した後、上りホームに戻って特急上野行きを待つと、来た列車は3000形の8連。流石にここまで3000形に付き合い続けて食傷気味だったので、1719発の快速高砂行き(高砂から普通西馬込行き)を待つことに。
すると、その列車は都営車の運用でして。
これが来ました(別の日に都営浅草線五反田駅で撮影)
はい、5500形の登場で徐々に勢力を縮小している5300形ですよ。
5300形といえば、VVVFのパルス変調音が非常にやかましいことで知られ、そのせいかどうか、鉄道趣味界では「白い悪魔」なる異名を頂戴しています。
管理人も高砂までの通過運転区間で、「白い悪魔」ぶりを存分に堪能しました。
高砂からは普通西馬込行きになるので、そのまま座っていても新橋や五反田、中延まではたどり着けるのですが、高砂で接続を取って先発した羽田空港行き(京急線内エアポート急行)が3400形だったので、迷わず乗り換え。こちらも延々各駅停車でしたが、初代AE車の直流電動機の音に酔いしれました(3400形は初代AE形の機器流用車)。3400形も足回りが古く、しかも現在では京成通勤車としては唯一の普通鋼製車なので、塗装工程がある点においても、早期の退役が見込まれることは確実と思われます。
このあとは泉岳寺で西馬込行き(またまた5300形)に乗り換え、中延まで乗車。中延から東急大井町線~東急東横線で帰宅しました。最後の最後で、去就が注目される車両に乗車・撮影する機会ができたことは、管理人にとっても僥倖でした。
以上で、10月11日の京成乗り歩き・「ちばの鉄道温故知新」のシリーズ記事を終了させていただきます。お付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。
※ 当記事は以前に書き貯めた記事の自動投稿です。