以前の記事で、奥沢駅に隣接する留置線の外延部にバリケードが張られ、中の様子をうかがい知ることができなくなっているという話題を取り上げたことがあります。
そのときは視察が夜間(日没後)だったので、昼間に改めて視察して参りました。もっとも、視察の日から6日ほど時間がたってしまったことはご容赦を。
まずはバリケードの向こう側を。これは、駅の横に駐輪場への入口があり、そこの通路から撮影したものです。
奥の線路は撤去されている?
柵の向こうの様子は、ここからは分かりませんでした。
今回管理人が眺めて、最も驚いたのがこれ。
分岐器が撤去されていた
外側の何線かまとめて、分岐器が撤去されていました。
もしかして:前回奥沢駅を取り上げた記事で、上りホームからこのあたりを眺めたとき、このあたりにロープが張ってあるのを取り上げていますが、あれは分岐器撤去工事だったんでしょうか。
ロープが張られている(以前の記事から転載)
比較の対象として、昨年5月に撮影した写真をどうぞ↓
このときは手前側の分岐器は生きていた(以前の記事から転載)
それが今はこうなっています↓
4線が使用停止になっている
分岐器が撤去されているのはこの部分だけではなく、これら留置線につながる、大本の分岐器も撤去されていました。
線路がなくなっている
以上の部分を、上りホームの上から眺めた写真がこちら↓
4線が使用停止になっているのが分かる
やはりこれは、目黒線の8連化をにらんだ施策なのでしょう。列車が8連になるにもかかわらず、奥沢駅の留置線が6連対応のままというわけにはいかないでしょうから。
しかしこれ、ホームに近い側の線はどうするんでしょうね? 目視でも6連にしか対応していないように見えましたが。
【取材日 令和元年6月8日】
◇関連記事
№4486.【橋上化? 8連化?】東急目黒線奥沢駅、改修工事に着手へ【ホームは? 留置線は?】
(工事着手前の昨年5月に奥沢駅の状況を取り上げたもの)
№4829.【留置線にはバリケード】遂に工事に着手? 奥沢駅【完成予想図は橋上化前提】
(今年5月に留置線の工事に着手した様子を取り上げたもの)