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4867.つくばエクスプレス、遂に8連化へ~青井・六町の駅設備を見る

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いささか薹が立ったネタで恐縮ですが、去る6月1日、つくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)が輸送力増強計画を明らかにしました。

 

遂に編成増強へ(以前の記事から転載)

 

8両編成化事業の実施を決定! 朝ラッシュ時間帯における抜本的な混雑緩和を図ります

 

つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道株式会社(代表取締役社長 柚木 浩一、本社:東京都千代田区)では、混雑緩和を図るため、現在、2020年春実施予定の「25本化事業」※を推進しておりますが、沿線人口は2030年代まで増加し続け、更なる利用者の増加が見込まれます。このため、将来において再度、朝ラッシュ時間帯の混雑と遅延の常態化が懸念されます。こうしたことから、抜本的な混雑緩和対策として「8両編成化事業」を今年度より実施することを決定いたしましたのでお知らせいたします。
※朝ラッシュ1時間の最混雑区間の運行本数を現在の22本から25本に増強する事業

(後略)

 

つくばエクスプレス公式HPより)

 

おお、遂に来た! という感じです。

しかし実際の8連化の実施は…

 

2030年代前半

 

っておい(^_^;)

2030年代前半ということであれば、2034年までを含みますから、遅くともこの年、令和16年までには完成することになります。2030年なら令和12年。あと11年後です。1列車あたりの編成両数増加より、列車本数の増加を優先させる考えのようなので、それは仕方のないことなのですが。

 

ということは、当然ホームの延伸もなされることになるわけですが、それでは地下駅はどうなるのか。去る6月1日、管理人はTXに乗車する機会があったので、青井及び六町の両駅に下車し、状況を見てみることにしました。

 

というわけでまず青井駅から。

この駅は上下線を挟む形でホームが配置されている「相対式」(対向式とも)です。

 

ホームを延伸できるだけの空洞はある

 

写真は秋葉原方突端からトンネルを望んだもの。

東横線の反町、みなとみらい線の新高島などとは違い、2両分の延伸が可能なだけの空洞があります。その気になれば、ホームの延伸は容易に思えます。

 

お次は青井の隣、六町駅。

この駅は青井とは異なり、上下線の間にホームがある「島式」です。

 

快速列車が通過していく

 

この駅も、上下線間に空間が確保されていますので、その気になればホームの延伸は容易と思われます。

 

しかし、青井・六町両駅に降りてみて思ったこと。

 

通過列車の風圧と轟音ハンパねえ(^_^;)

 

かつての美佐島駅京王美佐島京王線布田駅よりはマシですが、それでもかなり風圧と轟音が凄いです。こちらは何とかならないんだろうか(^_^;)

しかし、メトロ南北線のような完全密閉型にすると、それはそれでうるさいし。このあたりは、地下区間の高速通過列車の宿命として、甘んじて受けるしかないのかと思います。


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