何度か取り上げている、西調布-調布-国領間の地下化完成後の線路敷跡地の活用状況。
1月10日の京王詣ででも、取り上げることにしました。
まずは前編として調布から西調布方面を。
こちらは調布駅出口から西調布・京王多摩川方向を望んだ写真ですが、この先は映画館などが完成しています。
家電量販店の看板も見える
相模原線との分岐部を過ぎ、前回見た「てつみち」の部分を過ぎると、まだ更地のままの跡地が現れます。
このあたりはまだ手付かず
以前は駐車場として使用していたようですが、ここも遊歩道などになるのでしょうか。
上の場所を別角度から。
勿体ない
東急目黒線の不動前付近のように、上に住宅を建ててしまえば…とも思いますが、難しいんでしょうか。
さらに先に進むと、児童公園のような区画が現れました。ベンチなどが置かれて綺麗に整地されていますが、それにしてはキャラクターのようなものがいるような…。
公園になっている
公園にはこんなものが。
ぬりかべ
これは、「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターですが、2つ前の写真で「キャラクターのようなものがいるような」と申したのは、実は鬼太郎でした。
つまりここは…。
鬼太郎ひろば
要するにここは、公園の中に「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターを配した場所ということです。これは、原作者の水木しげる氏が調布在住であったことも理由なのでしょう。
ちなみに、調布駅の「駅メロ」はいきものがかりの「ありがとう」ですが、なぜ京王沿線に縁もゆかりもないいきものがかりの曲が使われているかといえば(いきものがかりといえば海老名か厚木)、これは水木氏の生涯を描いたNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」の主題歌が「ありがとう」だったから。
この公園は地下区間が途切れる突端にあり、したがって突端部分は、このような素敵なスペースになっています。
行き交う列車を見ることができる
これは鉄道愛好家ならずとも特等席ですな。
しかしここは、管理人としては「未来の愛好家」である子供たちのための優先席でもあると思います。
このあと西調布まで歩き、布田-国領間を眺めてみることにします。