3月20日、練馬駅に達した管理人は、京王バス東の運行する「中92」で中野へ向かい、中野から東西線で九段下へ向かいました(当日管理人は『東急東京メトロパス』を持っていたので、メトロ線内は乗り放題だった)。
九段下で下車したのは、東西線・半蔵門線・都営新宿線3線の改札が共通化されたという話を聞いたから。既に半蔵門線と都営新宿線の間は改札が共通化され、半蔵門線A線ホームと都営新宿線B線(メトロ式の呼称)ホームとの間にあった「壁」も撤去されていますが、東西線とは改札が共通化されておらず、東西線と半蔵門線・都営新宿線相互の乗り換えには改札を出入りする必要がありました。今回の改札共通化により、その必要がなくなったわけで。
改札口を3線共通化するPRポスター
まず東西線B線(2番線)にあった、神田神保町方面改札の撤去の跡。2点ノーキャプションで。
かつてはここに自動改札機が林立していましたが、きれいさっぱりなくなっています。ただ土台の整地まではまだのようで、緑色のラバーマットが敷かれています。
↑の写真を撮影した場所から右に行くと、新しい改札が設置されていました。
これが3線共通の改札口
さらに↑の写真を撮影した場所から左に行きますと、かつての半蔵門線・都営新宿線の改札があった場所へ通じます。
まず半蔵門線の改札があった場所から。
こちらもラバーマットが敷かれている
当然のことながら、改札機類が綺麗に取り払われています。
そして↑の写真の左の壁にあった券売機跡もこのとおり。
こちらは板で塞がれた
左端の壁には都営地下鉄の券売機がありましたが、こちらも当然ながら全て撤去され、板で塞がれています。それがこちら↓
こちらは塞いだ跡がよくわかる
よりわかりやすくなってる(^_^;)
なぜ3線の改札を一体化させたかについては、バリアフリールートの構築の必要があったからといわれています。つまり、従前の構造のままではエレベーターを設置するのが難しく、それ故の一体化のようです。
本当は改札の一体化だけではなく、メトロ・都営の一元化、それが無理でも共通運賃の採用などしてくれれば嬉しいのですが。