今回は東急ネタ&管理人の地元ネタです。
管理人の最寄り駅・東急東横線学芸大学駅は、昭和45(1970)年11月に高架化が完成、現在の姿になっていますが(その後はホーム延伸やエレベーター・エスカレーター設置などの改良が繰り返された)、それ以前の駅は地平にありました。
ちょうど現在の東口商店街と西口商店街を結ぶ通路のあたりに、上下線に挟まれた形で駅舎があったそうですが、昭和39(1064)年6月、ホームの延伸のため駅の改札などの設備を地下に移しています。
その地下の駅設備が、現在なお残っているというので、これは見ておかなければと、仕事帰りの帰宅時に写真を撮影してきました。
まずこちらが、かつての駅入口。
現在は居酒屋チェーンの店舗の入口になっている
現在は地下のスペースはこの居酒屋の店舗となっています。
シャッターが下りている
このシャッターのある位置は、下り線から外れていますので、まさに地平当時の入口で間違いないものと思われます。
反対側も見てきました。
このシャッターがそう
こちらは居酒屋の資材搬入口になっていて、一般人が立ち入ることはできなくなっています。
こちらの位置も、ちょうど上下線の真下なので、やはりこのシャッターのある場所が地平のホームとつながっていたと思われます。
このあたりの高架化は管理人がまだ2歳くらいのときであり、東横線が地べたを走っていたことは全く記憶にありません。しかし、その後、この地下スペースに数件の飲食店が入居し、小規模な食堂街を形成していたことは覚えています。そのうちの1軒の喫茶店に両親に連れられて入り、ナポリタンスパゲッティを食べたのを覚えていますが、その後すぐにその「ミニ食堂街」は全店舗が立ち退き、ゲームセンターが入居したことがありました。そのゲームセンターも撤退し、最終的に現在の居酒屋チェーンに落ち着いています。
現在は緊急事態宣言が発出されているためか、この居酒屋も休業中ですが、利用する機会があったら、どのあたりが出札口でどのあたりが…などと妄想してみたいものです。
【おことわり】
当記事は07/23付の投稿とします。