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5853.【最後の赤帯】8631F退役、営業運転姿のまま長津田車両工場へ回送【残り1編成】

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5月25日、8631Fが恩田の長津田車両工場に回送されたとのこと。勿論入場などではなく、退役=廃車を前提とした回送。

これまでの退役前提の回送では、扉などに貼られたステッカー類は大半を剥がしてから回送していたものですが、8631Fはそのようなことをせず、営業運転に就いていた姿のままで回送されたとのことです。

何よりも驚いたのは、東急大本営から以下のとおりの発表があったこと。

 

 

(お知らせ)8500系8631Fの運用離脱に伴う回送完了について(PDFファイル注意)

 

Twitterでも、以下のとおり目撃情報が上がっていました。

 

 

 

これで遂に、残るは8637Fのみに。

8631Fの退役に伴い、前面に赤帯を巻いた8500系のオリジナル仕様車は全て姿を消したことになります。

 

在りし日の8631Fの写真を2点。1点目は今年4月の留置中の姿、2点目は同5月の留置中の姿ですが(よって、いずれも以前の記事からの転載です)、後者には「さよならヘッドマーク」がついている点が異なります。

 

8631Fのいる場所は…。

 

かつてこの場所は、8606Fや8590系がよく留置されていた場所です。あるいはこの場所、退役間近の編成の「指定席」だったのでしょうか。

 

そしてこちらが、ヘッドマークが付けられた8631F。

 

この写真を撮ってから2週間で退役

 

まさかこんなに早く退役するとは…。

それでも1週間ほど前、東武乗入れ運用に投入され、有終の美を飾ったことは喜ばしいこと。東武線内でも8500系の退役を知らせるアナウンスがあったようです。東武鉄道の車掌さん、ありがとうございました。

 

さて、最後に残ったのは「青い8500系」8637F。

この編成は、上記の東急大本営発表によれば来年1月まで残るそうですが、今後どれだけ稼働の機会があるのか。恐らく東武には乗り入れなくなるでしょうし、そもそも運用入りする機会すら激減することは必定でしょう。それでも、最後まで無事故で走り続けてほしいと思います。

 

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【おことわり】

当記事は05/25付の投稿とします。


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